昭和レトロ
前回は「大正ロマン」だったので今回は「昭和レトロ」について説明していきたい。
昭和レトロとは昭和時代に対するノスタルジーや憧れの総称で昭和30年代〜40年代を指すことが多い。
これらは昭和時代に掲示されていたポスターである。特徴は色使い、文字、イラストである。
まず色使い。この時代はとにかくカラフルなものが多い。特に2枚目は現代のポスターにはない色使いで尚且つ見やすい。私はカラフルなポスターを作ろうとすると文字が見づらくなってしまうためこのようなポスターはとても勉強になる。
次に文字。この時代の文字は少し横に潰したり、縦に潰したり、型にとらわれない感じがする。文字を見ただけで昭和レトロを感じさせるタイポグラフィである。私はタイポグラフィの授業でとても苦痛に感じることがあるが、この授業の意義はここにあるのではないだろうか。現代は全てパソコンでできてしまい文字への意識が下がりつつあるが、このように雰囲気を伝えるためには手書きの文字が一番いいのではないだろうか。
最後にイラスト。この時代はパソコンの技術が発達しておらず、ほとんどが手書きのイラストで少しふっくらとした女性の美人画が多い。今の時代このようなポスターをあまり目にしないので、このようなデザインもしてみたいと思う。
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